カンボジアのボジ子。

カンボジアで2年の仕事を終えて一時帰国中。シェムリアップの美味しいレストラン、手作りごはん・お菓子、たまに観光・旅行ネタ、ダイエット、コスメなど広く浅~~く。

東北ぶらり旅最終回!仙台の隠れた名宿「梅鉢」さんとメタルなラーメン。

村長がお亡くなりになられました。

この記事で書いた「村長」が、お亡くなりになられました。

前夜まではライブロックの裏に張り付いて元気に微生物を食べておられたのに、

朝起きたらお腹をうえにして動かなくなっていて・・・

 

すぐに疑ったのは、フジコが死んだときに出す毒でしたが、

フジコはぜんぜん元気に動いております。

どうやら水質の変化で一番最初に影響を受けるのは

甲殻類みたいですね。

いろいろ検索してたら

「甲殻類が死に始めたらアクアリウムは死の世界に変わる」って

出てきました。

 

今の所マガキ・シッタカさんもメソもフジ子も

元気に動いているので、

もうすこしの間注意深く見守っていきたいと思っています。

 

彼はそもそもくみ上げ式の濾過機の中で生活していらっしゃった方なので、

突然アクアリウムの中にぽいっと出されて

環境の変化についていけなかったのかもしれない。

もしくはナマコと喧嘩して負けたのかもしれない。

海の中のことはよくわからんす。

 

ご飯中の村長の姿がめちゃめちゃ可愛かったので

ものすごく残念な気持ちです。

村長さようなら、いつから居たか知らないけどありがとう。 

 

 

・・・っていう記事を書いて、一旦保存して、

一晩経ったら、なんと村長生きてました(笑

どうやら自分より小さい蟹を共食いした模様。

やめたれマジ。私の悲しさ返せ。

 

 

さて。

東北ぶらり旅も最終話になりました(^0^)

ここまで3回にわたって、

東北で食べた美味しいもんやら何やらお伝えしてきました。

今日はそのラスト!でございまーす!!!

 

 

 

思い出の地へ。

2013年の3月某日、私は仙台に居りました。

青春18きっぷで始発出発、終電到着という鬼スケジュールで

滋賀県から仙台まで行き、

翌日仙台・東松島・野蒜地区をまわって、

翌朝の始発でまた仙台を発って滋賀へ。

その時お世話になった「梅鉢」というお宿のご飯が忘れられず、

今回もそこで2泊してから帰ることにしたのでございます。

 

その梅鉢さんの紹介は後半で。

 

とりあえず仙台で有名とウワサの「ヘルズキッチン」。

人類生誕史上最濃スープの鋼鉄系ラーメンて、

わけわからんぞ!

 

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ん、なんか「鋼鉄系」のにおいしてきた。

まさか、まさか。

 

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そ、そういうことか・・・(察し

 

とりあえず一番上の「アルティメッ鶏白湯」、しょうゆ味を注文です。

 

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待ってるあいだに店内物色。

オーナーぜったいベイビーメタル好きやろ。

 

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そしてまるで老舗ライブハウスのごとく色んなものが飾ってある店内。

古いモノから新しいものまでさまざま。

ラウパのライブタオル、メタリカ、DTなどの王道メタルも、

そして私もよくわからん系のポスターやタオルがあちこちに!!

 

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一番わろたのがこれ。

椅子がTAMA(ドラム用)www

凝ってるゥ!!変なとこ凝ってるうぅ!!!!!

 

箸がドラムスティックだったらと変な期待を寄せつつ

ラーメンを待ちます。

 

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そしてこれ、一緒に行った方の。バイオレンスニボ。

めっちゃ濃いんす、にぼし。確かに暴力的。

苦みも出すゼッてぐらいしっかりダシが出ていて、

ガツンとパンチがきいたラーメンです。うめえ。

 

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ほんでこちらがアルティメッ鶏白湯(しょうゆ)!

舌に絡みつく濃厚なスープでありながら、

器の底の方まで飲みたくなってしまう後味の良さ。

こってりスープとあっさりチャーシューのバランスが非常に良く、

替え玉したいなーと内心思ってしまうレベルのラーメンでした。

 

そう、私のラーメンうまいの基準は替え玉出来るかどうか。

ひと玉で「もうええわ」となるラーメンは、

味が悪くてももちろんだめだし、

味が良くても胸やけしそうなラーメンだったらノーサンキュー。

でもこのラーメンはそうではなかったのです。

やるなアルティメッ鶏白湯。

 

そしてその後、梅鉢のマスター、おかみさん、

他の宿泊者の方とある場所へ向かいました。

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ヘルズキッチンから15分ほど車を走らせたところにある、

そうそう、この黒ひげ危機一髪がね・・・

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中に入ってぐるぐる回してもらうとそれはもう楽しくて・・・

 

じゃなくてですね。

 

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東日本大震災復興記念庭園を造園されているところを

見学させていただきたくてやって来たわけであります。

(写真は関係者の方の許可を頂いて掲載しております。)

 

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覚照寺さんというお寺の裏山を開いて造られているこちらの庭園は、

社団法人日本庭園協会宮城県支部の記念行事として

被災者の供養と復興を記念することを目的に

2年後の完成を目指して日々造園されています。

 

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また、通年開催する「伝統庭園義塾」をここで開講し、

研修生の受け入れや技術の継承なども同時に行われているそうです。

 

研修生の中にはドレッドヘアーの外国人ガーデナーの方もいらっしゃいました。

 

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肌寒い10月の空のもと、自然の音しか聴こえない静かな山奥で

総勢2000人規模の体勢で進められているこのプロジェクト。

「人々のよりどころになるような場所にしたい」という強い思いを

感じずにはいられません。

 

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あっちには橋が出来て、その橋には杉の皮をかけて、

こっちには池が出来る予定で、その真ん中には島が・・・

 

と説明を聴きながら、

水、土、木、機械、この場所の全てを知り尽くしていないと

出来ない仕事なんだなあ、と感動。

 

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そして何より感動したのは、庭師さんたちの姿勢。

庭師界の中では大変有名な方が多数揃われている現場ですが、

「こんにちは」

「ようこそお越しくださいました」

と、にこやかに温かい挨拶をしてくださるんです。

 

そして作業中の凛とした目、姿勢。

大きなお庭を造り上げるための、ひとつひとつの丁寧な作業。

とにかく、時間の流れ方が全く違うように感じたんです。

私はここで「しごと」の本質を見た気がしました。

どんな仕事にもアウトプットは必ずありますが、

それが自分の「作品」であり「魂」であるかのような、

そんなすさまじい想いがずっしり伝わってきたんです。

 

しごとは・・・人生だ。

 

この場所に張り詰める空気に、

鳥肌がとまりませんでした。

自然が相手の厳しい仕事、

ルーチンワークでは成り立たない、

人だからできること。

ここに本質を見たような気がしました。

 

貴重な機会をいただきましたこと、

心より御礼申し上げます。

 

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出口付近にいらっしゃったお地蔵さま。

2年後に完成したら、またここに来てお庭が見たいです。

欲を言えば、春夏秋冬の景色の移り変わりをすべて見たいです。

 

ああ、また東北に来る理由ができた! 

 

 

そして梅鉢さんの晩御飯!

これ!!これこれ!!これを楽しみにしていたのYO~!!!

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これ前回行ったときのご飯。

小鉢2つと味噌汁ついて500円。ヒョーーーーッ!!!

 

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今回も!こんなボリュームで、ひとり500円でいただけちゃうんです!!

神!まじ神!!!

 

一番手前は豚肉のソテー。トマトソースがかかっています。

マスターの料理の味付けは、とっても落ち着く。

旅行となると濃い味の外食が多くてどうしても胃が重くなりがち。

そんなときでもほっこり胃にやさしい、

だけどスペシャルな献立で美味しくて、なんてったって500円。これやばい。

 

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まーずこちら、白子のお味噌汁!

お味噌汁に白子なんて・・・贅沢すぎやしないか?

贅沢すぎて写真がブレとるで。

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こちらは鰤のアラ煮。

いや、ほんと、美味しい以外に言葉が見つからないんです。

濃いとか薄いとか、ダシがどうとか、そういう次元じゃないんです。

澄み切った、ていねいな味。なんです。

 

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こちらの北寄貝は別料金。

メニュー見た瞬間注文しましたけどね(笑

みずみずしく、甘みがしっかり味わえる、新鮮な貝。美味しすぎィ!

 

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北寄貝のお供はコレ、純米大吟醸「澤乃泉」。

花のような女性らしい香りがふわっと広がり、

もったりと舌の上に甘さがふくらみます。

ふくよかで、気品のある味わい。

マスターの優しい味付けの料理にぴったりの美味しいお酒でした!!!

 

思い出したら飲みたくなってきた。さてポチッちゃうぞ~↑↑

 

下戸な私は300%損してますが、

自家製梅酒もご用意があるとのことですので

ぐいぐいイケる人は絶対楽しいと思います。

ああ~うらやましいわ!くそっ!!!

 

まとめ

というわけで、4回に分けて写真ばっかりでお送りした

東北ぶらり旅もこれで最終回となりました。

水曜どうでしょう的に言うとそろそろ流れ出します、


水曜どうでしょう 樋口了一 1_6の夢旅人 最終回エンディング.mp4 - YouTube

 

もちろん樋口了一さんの1/6の夢旅人。

水どう見すぎて、旅行の帰り道この曲が勝手に頭の中で再生されるように

なってしまってます。

 

えっと、話を戻します(笑

今回、会いたい人を訪ねて岩手まで行ったワケですが、

9日間じゃ岩手の良いところは全部わかんないです。

もっと居たかったし、もっと色んなところに行きたかった。

車が無いと移動は厳しいけど、

どこの道の駅にも新鮮で立派で安い野菜たちと

地元の美味しい手作りお惣菜が並んでいて、

乳製品も美味しくて、

怖いぐらい自然に溢れてて。

お土産に買った季節外れの南部鉄器の風鈴が

ベランダで揺れるたびに、

ああ~東北~~・・・って反芻してます。

 

そしてそして、仙台も本当に楽しかった。

歌って喋って飲んで騒いで、

え~もう消灯時間?もっと遊んでたかったのに~・・・。

と毎晩名残惜しく部屋に戻っていく宿泊者のみなさん。

外国人の方も利用されるので、異文化交流もアリ。

本当に楽しい時間でした。

そして女将さんが私のことを覚えててくれたことも嬉しかった!!

 

ゲストハウス?ドミは苦手よ。

そんな方もご安心ください。

個室もご用意あります。それでも安いです。最高です。

仙台駅から仙石線で苦竹駅へ、そこから徒歩10分ほどですので、

仙台市内へのアクセスも良好。

この記事見て仙台に行かれる際は、

「ボジ子のブログを見てきました」と一言お声かけください。

もちろんプレゼントとかは何も用意しておりません。

 

記事書いてたらまた東北行きたくなってきた。。。

お庭が完成したらまた行きますです。

 

今回お世話になったみなさま、次回もまたお願いいたします\(^o^)/!

 

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