【旅行にも長期滞在にも】カンボジア・途上国で役立つと思う９つのモノ

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ど、どうも！カンボジアのボジ子です。

こちらに住み始めてからもうすぐぼちっと丸2年が経ちます。

そしてその間、たくさんの友人や家族が遊びにきてくれました。

その度に聞かれるのが、「持ち物」。

特に、途上国に来るのが初めてな人は、何が必要なのか判断しにくいのでは。

でもエアアジアやジェットスターなどのLCCで来る場合、

荷物は最小限にしたいですよね。

そんなワケで、ボジ子的が「役に立った」と思うモノをご紹介。

元薬局店員視点ですので、半分以上は薬局で揃うモノに偏っていますが、

荷造りがはかどらない方はぜひ、参考にしてみてください。 

 １．虫避けグッズ

とにかく蚊が居ます。虫除けグッズは必須！

2014年は日本国内でもデング熱の感染が認められ、

連日ニュースで取り上げられたことから、

一昨年以上に、こちらでの蚊対策に神経質になった方が多かった気がします。

屋内ならこのタイプが便利です。

小さいので荷物になりませんし、是非1本持ってくることをおすすめします。

屋外なら虫よけスプレー・・・ではなく、シートタイプ。

スプレーは肌全体にまんべんなく吹き付けることが出来ないため、

虫よけ効果も弱くなります。コスパも良くないし、何よりスプレーは重たい。

特に夜は、虫よけシートで拭いていくのをオススメします。

バーもレストランもオープンエアーが多く、扇風機が回っていますので、

「虫が嫌う匂いが出る腕輪」は効率的ではありません。

刺されてしまった場合は虫刺され用の薬をすぐに塗りましょう。

下記写真のムヒαEXはステロイドが入っており強力なタイプです。

ちなみに廉価版のムヒSは「メントールと弱い抗炎症剤」のみ。

「ステロイド」というと使うのをためらう人も居ますが、

キレの良い薬でさっさとかゆみを抑えた方が、

かきむしって悪化させるよりも良い場合もありますよ。

虫刺されは一時的なものですので、長期連用による副作用とは別ですし、

途上国の、特に安宿にステイする場合、ノミやダニ、南京虫など、

皮膚をめくりたくなる（経験者談、私ではないｗ）ほどのかゆみと

戦わなければなりませんので、1本持っておいても損はないと思います。

２．防寒

カンボジアなのに防寒！？と思うかもしれませんが、

11月下旬から1月にかけてはカンボジアも「冬」。

日中は涼しく、雨も降らない過ごしやすい気候ですが、

朝は15度ぐらいまで冷え込むので、特に朝日鑑賞の時は結構肌寒いですよ。

トゥクトゥクで朝日鑑賞に行く方は特に、薄手の長袖は必須です！

また、ホーチミン、プノンペン、バンコクなどからバスで移動する場合も、

クーラーの吹き出し口が壊れて強風を受け続ける場合がありますので（経験者）

長袖は必ず1枚あったほうが良いと思います。

３．アイケア用品

紫外線や埃のダメージを受けやすいのが、目。

遺跡観光で1日中外を歩くと、眼精疲労がたまりがちです。

そういった場合には、UVケア専用の目薬がオススメです。

特に11月から4月までの乾期は雨が降らないので土埃が舞いやすく、

トゥクトゥクで移動する場合、コンタクトユーザーの

目の不快感はピークに達します。

移動時は眼鏡かサングラスの着用を強くオススメします。

サングラスの場合、視界が暗くなり瞳孔が開きますので、

UVカットレンズ以外のものを使用すると普通より多くの紫外線が目に入り

視神経を傷つけるだけでなくシミやそばかすの原因にもなります。

お気を付け下さい。

４．薬

東南アジアといえばお腹が心配・・・。

常備薬は特に無いけど海外に行くなら何か持っていかないと不安、

でも何を買っていいかわからない・・・。

そんな方にはビオフェルミン一択です。

下痢止めを飲むと、身体の中に居る悪いばい菌まで出て行かなくなり、

症状が悪化することになるのでオススメできません。

個人的な見解なので詳しいことは控えますが、正露丸よりもビオフェルミンです。

旅行に来て普段と違う生活リズムで過ごし、普段と違うものを食べ、

慣れない環境に緊張状態が続き、外的なストレスもかかりがち。

旅行に行くと胃腸が・・・という方にはこちらがおすすめです。

胃は、胃酸が出過ぎても、出なさ過ぎても、働きすぎても、働かなくても、

何かしら不調をきたすという繊細な消化器官です。

それぞれの症状を緩和するためのお薬がありますが、

自分で適切に判断するのは結構難しいのです。

胃酸過多の時に、「胃酸が出ない人が飲む『胃薬』」を飲んだり、

逆に胃酸が出なくて消化不良の時に「胃酸過多を止める『胃薬』」を飲んだら、

逆効果で症状は更に悪化してしまうことになります。

田辺の調律は、それぞれの症状を緩和するお薬がバランスよく配合されています。

私自身、薬局で働いている時に、薬剤師の方からこの薬をすすめられました。

５．雨対策

カンボジアは5月から11月はじめまで雨季。

バケツをひっくり返したような雨が突然降ったかと思えば、

1時間もすればまた灼熱の太陽が照りつけます。

カッパを着る時間すら与えてもらえません。

また、折り畳み傘ぐらいの小さな傘では正直あまり役に立ちません。

私は「とりあえず荷物が守れれば」というスタンスで生活しています。

パスポート、海外旅行保険証、お金、電子機器。

その４つさえ守れれば問題ありません。

とはいっても旅行の場合、デジカメや一眼レフを持ってくる人が殆どでしょう。

私は常にMASTER PEACEの完全防水のリュックで生活しています。

中にノートPCを入れていても全く濡れない、信頼のおけるリュックです。

アウトレットのアウトドア用品店などに行けば安く手に入りますので、

旅行用と思って一つ奮発してみるのも手かもしれません。

リュックの中さえ守れれば！と言う方はゴミ袋やジップロックでももちろん可。

完全防水ではないショルダーバッグの中には常にジップロックが入っています。

６．塩分

1日中遺跡観光の日は特に、トイレが心配になったり、

水も飲んで大丈夫なのか分からなかったりと、とにかく水分から遠ざかりがち。

しかし炎天下の遺跡観光は汗が止まりません。

遺跡の中は涼しくても、遺跡にたどり着くために森の中を歩くだけで

結構汗をかいて、水分と塩分が不足するものです。

熱中症予防のためにも、水分と塩分の摂取は必須です。

効率よく摂取できるのはココナッツウォーターですが、

それも不安な方も結構いらっしゃいます。

現地の安いミネラルウォーターが心配な方は、街中で水を購入していきましょう。

エビアン、いろはす（現地ではDASANIと表記されています）、ヴィッテルなど

日本でも馴染みのあるミネラルウォーターがスーパーで購入できます。

そして水分を摂った分だけ塩分も摂取しましょう。

お母さんの手作り梅干しでももちろんOKですが、

スポーツ用の塩飴なんかが手軽で良いですね。

ココナッツウォーターの電解質はスポーツドリンク以上といわれています。

生理用食塩水が入手できない途上国や戦場では、ココナッツウォーターを

静脈点滴に利用することもあるんだそう。

ハリウッドセレブ御用達の天然美容ジュースでもありますので、

せっかくカンボジアに来たならば是非1度は飲んでみてください！

７．クロックス

雨季の遺跡観光はとにかく雨に打たれやすい。

そんな中スニーカーで行こうものなら、その後の不快感たるや・・・。

また、こちらで売っているサンダルは一瞬で鼻緒が取れたり

ちょっと走ったら靴底がバコッと外れたり、

履き心地が良く無かったり・・・。

日本で買えるクオリティのものにはなかなか出会えません。

遺跡観光は急な階段や苔生した石の上を歩きますので、

グリップが効いていてつま先がきちんと守れるクロックスが安心です。

８．日焼け止め

特に女性は気になるところですよね。

紫外線A波（UVA)はシワやたるみ、紫外線B波（UVB)はシミやそばかす、

紫外線C波（UVC)は皮膚がんの原因になるといわれていて、

カンボジアの直射日光をそのまま浴び続けるのは

様々なトラブルの原因になりますので、日焼け止めは必須です。

「SPF」値は、人がUVBを浴びてから赤斑（日焼け）ができるまでを

どれぐらい遅らせるかという指数です。

何も使わない場合、１０分～２０分とされていますので、

SPF５０では、１５（分）×５０（倍）＝７５０分＝１２．５時間　という計算です。

PAはUVAをどれぐらい防げるかを示していて、＋～＋＋＋＋まで

「効果がある、かなり効果がある、非常に効果がある、極めて効果がある」

の４段階に分類されます。

実際は汗で流れたり、服の摩擦で取れてしまうので、もっと短くなります。

カンボジアでは、有無を言わせずウォータープルーフのSPF50+、PA++++を！！

私は肌が弱く、すぐ赤みや吹き出物ができてピリピリしてしまうのですが、

ALLIEのウォータープルーフは顔に塗っても大丈夫でしたので、

毎日これを使っています。

体に使うものはもう少し安いウォータープルーフを。

ALLIEは２０００円前後しますが、ニベアなら７００円ぐらいで買えますので

遺跡観光やトゥクトゥクでの長距離移動の前には

惜しみなく体全体に塗りたくりましょう。

  ９．除菌グッズ

遺跡観光の後レストランに入って、手を洗おうと思ったら水が・・・アーッ!!

なんてことはよくありますので、遺跡や手すりをたくさん触った手で

ゴハンを食べるのに抵抗がある人はウェットティッシュも忘れずに。

これで食中毒が防げるかと言われれば、殆ど関係ないと思いますが・・・。

（食品・水などが原因です。）

番外編。

旅先では、寝る前にちょっと贅沢するのが私のささやかな楽しみであります。

サンプルで貰ったお高い化粧水・美容液をぎっとぎとに塗ったあと、

普段使いしたら一瞬で破産しそうなフェイスマスクを！！

もちろんその後、フェイスマスクには化粧水の水分を足しなおして、

体全身のケアにも使いますよ。だって高いし・・・。（震え声

美白ならやっぱり資生堂　HAKUですが！！

LANCOMEのマスクでジェイソンごっこも捨てがたいですね。

その後はこってりテクスチャーのクリームでふたをしてあげれば

翌朝もっちりモチモチですよ。

そんなわけで。

９つという中途半端な項目になりましたが、

実際は倍以上色々紹介しましたので、大目に見ていただければと思います（笑

街中にあるスーパーマーケット（アンコールマーケット、ラッキーモールなど）や

オールドマーケットエリアのドラッグストア（Uケア）に行けば、

コンタクト洗浄液、インバス・アウトバス用品、オーラルケア、

スキンケア用品などなど、ある程度のアメニティ・日用雑貨は揃います。

日本製のモノもありますが、かなり悔しいお値段ですし商品も限られていますので、

メーカーにこだわりがあれば日本から持参することを強くおすすめします。

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