カンボジアのボジ子。

カンボジアで2年の仕事を終えて一時帰国中。シェムリアップの美味しいレストラン、手作りごはん・お菓子、たまに観光・旅行ネタ、ダイエット、コスメなど広く浅~~く。

ボジ子、カンボジアに来て2度目の入院・・・。海外旅行保険の大切さが改めて身にしみた話。

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うわ~お兄ちゃん、このリスバン見て。

もう、楽しい楽しい夏フェスのシーズンやで。

 

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節子、それフェスの入場用のリスバンちゃう!

入院患者の管理用のやつや!!(′Д`;)

 

 

 

っつーわけでわてくし、カンボジアに来て2度目の入院をしておりました。

365日、1日も欠かすことなくブログ更新しようと思っていた矢先の出来事。

3月11日の更新から、ぴたっと止まっておりました・・・

(あの記事を更新したときにはすでにちょっとおかしかった)

あああーーー・・・・・・・・。

アアアアアアアアーーーー!!!!!!!!!!!!(発狂

 

それでも、更新してないにも関わらず1日数百千以上の方が

訪れてくださっていると思うと、めちゃめちゃ嬉しいです・・・。

今日からまた、こつこつ、もじもじ、頑張ります!

(アクセス数を盛大に盛りましたことを先ずはお詫び申し上げます)

 

 で、本題。

入院したワケ

1度目の入院は、2013年4月。

入社して1か月もたたないうちに受けたカンボジアの洗礼第1弾、

『アメーバ赤痢』によるものでした。

 日本ではあまり聞きませんが、アメーバー赤痢とは・・・

 

世界各地でみられ、特に熱帯、亜熱帯での発生が多い。日本では開発途上国旅行者での発生が見られる。先進国では性感染症として問題視されている。感染源は回復期患者、サル、ネズミ、シストに汚染された飲食物などであり、感染経路はシストの経口感染。ハエ、ゴキブリによる機械的伝播も起こる。  (Wikipediaより)

 

サル、ネズミ、シスト(なんこれ)、ハエ、ゴキブリ・・・・

               ,, -―-、
             /     ヽ
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    おぇーー!!!!
      /  (゜)/   / /
     /     ト、.,../ ,ー-、
    =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o
    /          \\゚。、。、o
   /         /⌒ ヽ ヽU  o
   /         │   `ヽU ∴l
  │         │     U :l
                    |:!
                    U

 

要するにすこぶる不衛生なところで感染する病気だということは

よ~~~~~~~く分かりました。

 

原因はおそらく市場で買ってお昼に食べた海老のかき揚げ。

夕方から胃のムカつきが止まらず、一晩嘔吐を繰り返し、

翌日出社したものの悪寒、手の震え、高熱、吐き気、下痢など

ノロに似た症状で体力が限界を迎えたためそのまま入院。

 

ちなみに、シェムリアップ在住女子会を開催すると

「もうアメーバなった?」

「うん、でもデング熱は未だ~」

「私、両方なったよ!!」

と、日本の女子会では決して出てこないような、

少々おっかない話題が飛び出すことがあります。

中でも、友人の 「サ○リに刺された」は今のところインパクト不動の1位、

ホームランです。(ほんまに痛いらしい・・・・・ブルブル)

日本に居たら非日常だけど、住んでしまえばこれが日常・・・。

”慣れ”というのは、恐ろしいものであります・・・。

 

 その後も、乾季のホコリっぽさに気管支が耐え切れず咳が止まらなくなったり、

階段に膝頭ぶつけて中の具がちょっと出ちゃったりだとかで

 

何度かお世話になっております・・・。 

 

本人はたくましく生きているつもりなんですが、生傷が絶えず、

流行り病をこれでもかとコンプリートした事から

ワドルディとかクリリンとか散々な言われ方をした上に、

最終的にはスペランカーボジ子と呼ばれていました。(主に彼氏から・・・。)

スペランカー(桜ノ杜ぶんこ)

ゲーム自体の難易度の高さや何もない空中で落下死するシュールさも相まって「スペランカー=すぐに死ぬ」という図式が広まり、そのネタ性がスペランカーの知名度を広げた面もある。(中略)しかしながらスペランカーほどの虚弱体質をネタにされる作品はそうそうなく、しばしば比喩表現としても使われるため非常に特徴的な作品と言える。(出典:にこにこ大百科) 

 

・・・ひどすぎるやろ。

 

そして今回入院した原因は・・・

 

インフルエンザ(A型)だっ!!!

 

普通ですみません(笑 

 

私の体調管理の指針はズバリ「食欲」。

 

熱があろうが、下そうが、

食欲があれば問題ない。

 

そう思って、多少の体調不良では薬も飲まず適当に乗り切っているんですが、

今回のインフル、私から食欲を完全に奪い取りました。

しまいには命の水*1も飲めなくなってきたので、

やむなく病院へ。

 

 

シェムリアップで入院するなら

ええい、入院もいっそのことブログのネタにしてしまえ!!

と思ったわけですが、実際のところ不安になる方は多いと思います。

 

途上国の病院って・・・大丈夫なの??

万が一の事があった場合、どんな場所に入院することになるの??

と、私自身、渡航前は結構不安でした。

 

6号線を空港方面に走った右手にある「Royal Angkor International Hospital」は、

シェムリアップで一番大きな病院です。

バンコクの大きな病院と提携しているため、

ここで対応できない場合は専用ヘリポートからバンコクに搬送されるようです。

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これ、私が入院していた個室です。

え、キッチンあるやん。付き添いの人が寝られるサイズのソファーも。 

ここには写っていませんが液晶テレビもあります。 

日本でこんなお部屋泊まったら一泊いくらするんやろう・・・。

 

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清潔なトイレとアメニティ。

「ホテルのよう」というか、正直安ホテルよりクオリティ高いというか、

とにかく綺麗です、何もかも。

 

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シャワールームもついてます。こちらも綺麗です。

ずっと点滴繋ぎっぱなしだったため使えませんでしたが。 

 

さらにさらに、温度調整が出来る(これ大切)エアコン、Wi-Fi、

リクライニングベッドもついていて、快適のきわみなのであります。

そしてやはり、日本人スタッフの方が居てくださるのが一番安心できる点です。

ただでさえ語学力に乏しいのに、熱出て頭パッパーになっている中

普段使うことのない医療用語がヒョンヒョン飛び交ったら

脳みそ蒸発してしまいそうになるので・・・。

 

まさか人生初入院がカンボジアになるとは、

しかも1年1回のペースで経験することになるとは・・・。

 

病院食がスゴイ

入院してすぐ、食事をオーダーします。

おうどん、お蕎麦、おかゆなど体に優しいものもあれば、

焼き魚定食、親子丼、カツどん、から揚げなどなど・・・

 

頭ファッファしてて2食しか撮れてませんが、

 

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翌朝の朝食。

ただでさえ普段から朝食を食べない私には超絶ボリューミー。

 

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1日目はおうどんとお蕎麦にしたんですが、

「1/3しか食べられないけど最後は食べたいものをオーダーしよう」と

ラストディナーはカツどんに。

甘いたまねぎと優しい卵・・・最高です!

 

海外旅行保険の大切さ。

たまに出会うんですよね、数日間だったら1万円もかからないのに

保険に加入せず旅をしている方。

ワイルドだろ~~~~??

っていう芸風なのかどうか定かではありませんが、

いや、全然笑えないっす(真顔)

 

インターネットでぽちぽち入力するだけでも入れるし、

空港のド真ん中、絶対目に入る場所に保険カウンターがあるのに、

「数日だし大丈夫デショ」

と、保険に加入せず渡航してくる方、甘い!!めちゃめちゃ甘いですよ!!!

 

入院いくら掛かるのよ

私が入院した病院は、私が知る限り唯一保険適応される病院ですが、

その入院費用は1日10万円を越えます。

足を4針縫ったときでも、4万円前後の医療費がかかりました。

 

保険に加入していれば、後日返還ではなく、キャッシュレスで入院できます。

していなければ、全額自己負担。その場で支払わなければなりません。

私はまだ1日で退院できましたが、

それこそデング熱にかかった場合、もっと入院は長くなります。

 

それに、この国の観光のメインといえば「遺跡めぐり」。

ただでさえ遺跡は未修復・修復中の箇所が多いのに、

雨季は特に足場が悪くなり、遺跡からの滑落なども十分考えられます。

あんな硬い岩に頭でも打ちつけようものなら・・・。

 

シェムリアップで治療が出来ない場合のバンコクへのヘリ搬送、

実費負担出来ますか??

 

私は出来ません(きっぱり

 

5000円の保険に加入して海外旅行した後、給料前の金欠でお財布が寂しくなっても

「あ~あの時保険加入していなければ~~~」とは

あんまり考えないと思うんですよ。

でも、保険加入していないせいで満足な治療が受けられず後遺症が残ったら

一生後悔するし、家族にも一生迷惑をかけることになってしまいます・・・。

 

入院している間、保険会社の方から病状確認の連絡をいただいた際

初めて知ったのですが、私が加入している保険は、

2泊3日以上で看病が必要となる場合、

日本からの家族の渡航費なども保険が一部適応されるんだそうです。

 

怪我や病気の可能性をゼロに出来ない以上、

もしもそうなってしまったときに可能な限りの治療を受けられるよう備えるべき。

「入っておいたほうがいい」という意識ではなく、

「入って当然」の備えと考えて、旅を楽しみましょう~。

 

 

余談ですが

入院中読んでいた電子書籍、明朝とゴシックが入り混じっていて

イライラが止まらず、読むのを断念。

お金返して・・・。

 

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*1:ココナッツウォーター