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本日のボジ子総研調べ
カステラの底紙を食べる人の9割は
インスタント焼きそばを作るときお湯と一緒にソースを入れたことがある。
これ、続きません。
カンボジアと言えば
アンコールワット!ですがな。
でも、もっとエエとこもいっぱいあるんです!
そのひとつがですね、この、プレアヴィヒア寺院。
(表記の揺れがあるので、念のため。英語表記:Preah Vihear Temple)
2008年、世界遺産に登録されました。
プレアヴィヒアまでは、シェムリアップから車で3、4時間の、
山の頂上にそびえる遺跡です。
朝早く出発するのでぐっすり寝ても良し、長閑な風景を楽しむもよし。
この風景を見るたびに、思うんです、カンボジア来てよかったなーって。
これがプレアヴィヒア寺院のある山でございます。
「プレアヴィヒア」の語源は、サンスクリット語の「神聖な寺院」。
ちなみにシェムリアップという地名は、
「シェム(シャム族=タイ人)」と「リアップ(追い出した)」
つまり「タイ人を追い出した場所」という意味があるんだそうです。
隣国と領土を取り合うことは、国家を形成していく上で
避けて通れない道なのかもしれませんが・・・
この名前はタイ人の人からしたら、キーーーッ!!ってなるんでしょうかね。
山のふもとまできたら、そこまでのバンやセダンから、
四駆の車かバイク(バイタクと2ケツ)に乗り換えます。
私はプレアヴィヒアに2回行ったことがありますが、
1回目は四駆車の荷台、2回目はバイタクでした。
上の写真が、平坦な道ととんでもない坂道の境目w
といっても、日本は山ばっかりの国ですので、
大阪から奈良市に抜ける日本一の酷道308号線(暗峠)みたいな
恐ろしい急こう配を想像していると、そうでもないな~って思う程度。
国境地帯で「あえて」地雷が残ったままになっている場所があるという
プレアヴィヒア州。
1962年の国際司法裁判によってこの場所がカンボジア領土と認められてからも
国境線画定問題をめぐってカンボジアとタイの関係はくすぶり続け、
2008年に世界遺産登録されてから更に状況が悪化しました。
2011年には銃撃戦が勃発し、数千人の難民と十数人の死者が出たそうです。
それらの情勢悪化を受けて日本の外務省も「渡航の是非を検討してください」との
情報を出していましたが、その後数年間平穏な状態が続いたため
昨年末に危険度を「十分注意してください」に引き下げました。
2足フルスロットルでぐぅぅぅぅうううんと登って行く途中、
ところどころに迷彩柄の服に身を包んだ人たちが。
ううん、本当にこんな静かなところが交戦の場になっていたのかい?
バイクや車で行けるところまで行ったら、そこからは徒歩。
ひたすら、歩きます。ひたすら、歩きますよ。
雨季は滑りやすいから十分注意してください。
色鮮やかな花に目をやりながら、ゆっくりのんびりのぼるのがいいですね。
ツユクサのような、オオイヌノフグリのような・・・。
可愛らしい花だな。
おォおォ・・・。生々しいものがあるじゃない。あるじゃない。。。
でもこれも、カンボジアで2つめの世界遺産、プレアヴィヒア寺院を守るため。
一緒に行ったガイドさんが、ここに居る人たちと大変仲が良い方だったため、
双眼鏡をのぞかせてもらうこともできました。
何も見えなかったので安心しました。笑
これは、明らかに、明らかに・・・ですよね??
周りの石の色とは明らかに違う「新しい傷」。
本当に、つい数年前まで、そういう事が起きていた場所なんだなあ、と。
こんなリアルな弾痕は初めて見ました。
そして山の頂上に現れるプレアヴィヒア寺院。
長い参道を歩いていくと、左手に貯水池が。
どこの寺院に行っても思うんですよね、「どうやって作ったんだろう」って。。。
だってここ、山のてっぺんですよ。四駆じゃないと登れない、山のてっぺん。
2000リエル紙幣にも描かれているプレアヴィヒアの、これが本体かー・・・。
ヤショーヴァルマン一世が9世紀末に創建した、ヒンドゥー教寺院。
歴史(世界史)の授業が苦痛でしかなかった私にはこれ以上何も広げられませんが、
日本でいうと平安時代ですよね?(不安)
Wikipedia先輩によると、法隆寺とか、東大寺とか、平等院とか、三千院とか、
写真を撮るのも忘れるぐらい心打たれる紅葉が見られる石山寺(滋賀贔屓)とか、
私が行った事ありそうな所がこの時代に建てられたお寺だそうで。
そういえば三千院は、この間の一時帰国のときに行った所だなあ。
OH It's Japanese WABI-SABI.
―そのころカンボジアでは!
みたいな。
風化が進んだからなのか、タイとの交戦が原因なのか、
ガラガラと壊れた遺跡が積み上がっていたり。
その隙間からたくましく天に向かって伸びている草花を見ていると
人類が文明を築きあげてきた数千年は「たった数千年」だなって思ったり。
この動画はテレビ用に編集されてぶった切られたものですが、
本編では確か、5年後の世界でタプロームが例にあげられていまして。
管理する人が居なくなって木々が生い茂ったら、
地上を覆っているアスファルトも、寺院も、高層ビルも関係無いんだと、
そういう事を言っていたと思うんですが、なるほど~って納得しちゃいましたね。
原発事故から25年経ち、未だに人が住める状況ではないと言われている
ウクライナのプリピャチだって、
人がつくりあげたものだけが崩れ落ち、木々は生い茂って、
落ち葉がふかふかと積もっているんだから。
そして遺跡の一番奥に広がる、カンボジアの大地。
これは2013年の10月に母親と妹を連れて行ったときの景色。
雨季終盤とはいえ、空港から街中までの6号線の道が
スプラッシュマウンテン状態だったときだったので、
この日も降ったり止んだり。せっかくの綺麗な景色がーーー・・・
こちらは2013年3月。
行ってみて、この断崖絶壁に立っていただかないと、
私の語彙力では何も伝えられないです(笑
1回目はゲストハウスで申し込んで、
ガイドなし、乗り合いのバンでわいわい行きました。
2回目は現地ツアーデスクにお願いして、
ガイドあり、家族で車をチャーター。
それぞれ違った楽しさがありますが、
この寺院が誰によって、何のために、どうやって作られたのかとか、
レリーフに描かれているのが何の神様なのか、
ここでどんな事が行われていたのか、
そして内戦時代には・・・
などなど、色々聞きながらまわれるのは、ガイドさんが居てくれるからこそ。
私がお願いしたガイドさんは大ベテランのおじさん。
良い写真が撮れるポイントもばっちり教えてもらえるし、
そこに生息する野鳥や動物、草花にも大変詳しかったので、
遺跡に到達するまでも楽しませてくれました。
というわけで私は、ガイドさんをつけて行くことをオススメします。
せっかく丸一日かけて行くんだから、120%楽しまないと損ですからね(´-`*)
それに、郊外遺跡は道が悪いので、車のトラブルなども十分考えられますし、
怪我や体調不良など、有事のときにすぐ対応してもらえる方が安心ですので、
日本人の方のサポートが受けられる所から申し込む事を激しくオススメします。
乗り合いバンでご一緒した人の中には、
大学生や、世界一周中の人、その他いろんな職業の人も居て、
全然違うベクトルの楽しさがあったわけですが(^^)みなさん元気かなー。
とにもかくにも!
プレアヴィヒア、本当に、本当に素敵なところです。
機会があれば、是非行ってみてくださいませ~☆
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