皆様、こんにちは!ボジ子です。
久しぶりにこんなにたくさん(しかも長文)の記事を書いて
そろそろ肩こりと腱鞘炎が爆発しそうです。
ん、違うな。京都大作戦の疲れがキてるなこりゃ。
さて、「お土産代抜き10泊11日12万円で4か国」、
4回目の更新にしてまだ3日目のことを書いております!
ボリュームありすぎで飽きるわって方も
そろそろいらっしゃいますよね。
大丈夫です、そのうち本人が更新に飽きて収束していきます!
☆おさらい☆
16日 KIXからBKKへの移動で悲惨なロストバゲージ、陸路でREPへ
17日 陸路でREP到着!アンコールワット遺跡群観光
18日 ←今日はここから!
<目次>
観光の概要
タイムテーブル
プレアヴィヒアもそろそろ6回目?ぐらいなので
なんとなく時間配分は分かっているつもり。
なので、現地在住の人に話しても「しんど~」と言われる
郊外遺跡3連発をやってきました(笑)
多分3月にやったら、倒れます\(^o^)/
04:30 ホテル発
08:30 プレアヴィヒア着
11:00 プレアヴィヒア発
12:30 コーケー着
14:00 コーケー発
15:00 ベンメリア着
16:00 ベンメリア発
17:30 ホテル着
だいたいこんなもんでしょう~。(しんどっ!!)
雨季は道が悪くなるのでもう少しかかりますが、
まだあんまり本格的な雨季に入っていないということだったので
移動時間はあんまり余裕持たせず計画をたてました。
料金
タクシーチャーター $150(3人で割るので1人あたり$50)
4WDチャーター $25(3人で割るので1人あたり$8.3)
プレアヴィヒア拝観料 $10
コーケー拝観料 $10
ベンメリア拝観料 $5
ランチボックス $5
1人あたり合計$63.3!
今回はレクサス300をチャーター。
定員5名で、カンボジア人のお友達1人と私たち3人、そしてドライバー。
プサールー横から出ているローカルのバンだと数ドルで行けるだとか、
ゲストハウスの乗り合いバスで行けばもっと安いだとか、
工夫すればもっと安く行けます!
ですが、自分たちだけでゆっくり行きたかったというのと、
遠方の遺跡に行くときのドライバーが合わない人だったり
車がとんでもないポンコツだったりすると
1日中しんどいだけなので(笑)、
信頼できる友達の友達に私達の命を委ねることにしました。
カンボジア自体初めて、コミュニケーションが取れるか不安、
そういう方は迷わずガイドさんに同行してもらってください。
私はどの旅行会社さんのまわしものでもありませんが(笑)、
やはりランドオペレーターの日本人の方が
何かのときにトラブル対応してくれる、
日本語を話してくれるカンボジア人ガイドが近くに居てくれる、
という安心は、郊外遺跡に行くなら猶更必要かと思います。
ランチボックスは、仲良しのイタリアンのオーナーに
直接お願いしていたもの。
スモークチキン&クリームチーズのサンドと
美味しいチョコケーキで、1人分5ドルでした。
ありがとねー♡
前日夜にピックアップしホテルの冷蔵庫で保管。
なんせ朝4時半出発なので・・笑
現地で食べるのであれば、ドローカルなお店になります。
しかも観光客価格で高いし、
コーケーの店はあんまり美味しく無かった記憶が・・・。
ということもあり、ピクニック気分で
プレアヴィヒアの山頂の綺麗な空気と
なんともいえない心地いい雰囲気を楽しみながら
食べられるよう、今回はランチボックス持参したわけです!
さ、いざ!
プレアヴィヒア
シェムリアップから北へ200キロ。
タイとの国境地帯の山のてっぺんにある、
世界遺産に登録された寺院です。
今カンボジアで世界遺産に登録されている寺院は、
アンコールワット、プレアヴィヒア。
そして、つい最近サンボープレイクックが登録されたそう!
まだ1度も訪れたことがないので、はやく行きたくてうずうず。
シェムリアップからプレアヴィヒアまでは約2時間。
遺跡入場券を購入し、そこに待機している4WDに乗り換えて
がっこんがっこんと揺られながら山頂に向かいます。
ちなみにこのチケット売り場のお手洗いは
たぶん慣れない人だと「お・・・おう・・・・」ってなりますので
抵抗ある方は手前の遺跡のチケット売り場に
立ち寄ってもらいましょう(笑
頂上には、こんなふうにバイクで行くこともできます。
バイクのほうが安く行けますし、景色も360度見られて、
なんせアドベンチャー感(笑)あって個人的にはおすすめです。
ちなみに、これは2013年に母と妹が来たときの写真ですが、
帰り道で母が乗ってるバイクがパンクして
私とガイドさんとドライバーで3ケツして坂を下りました・・・w
綺麗な景色を写真に収めながら行きたい、
皆でワイワイ行きたいときは4WDを選ぶべき!
この日は、行きの車でスコールに降られて
どうなることかと思いましたが、
プレアヴィヒアに着いたときにはカラッと晴れていて気温も低く、
むしろ最高のコンディションでした。
今回は、4WDに乗りこんだらアーミーなおじちゃんがひょいっと乗ってきて
「ワシも連れてってくれ~~」っていう感じだったので
「ドーゾドーゾ」と場所をあけ、
みんなで荷台に乗ってガタガタ揺られながら山頂へ向かいました。
カエルの赤ちゃんがいるよ~と友人が遺跡のくぼみからオタマジャクシを捕獲。
雨が降ったあとで風が涼しく、絶好の観光日和です!
山頂までほぼ日陰が無いので、乾季のよく晴れた日は結構地獄(笑)
望遠レンズで除くと向こうの山にはタイの旗が!
プレアヴィヒアの記事も今回が3回目なので
もしかすると覚えていてくれる方もいらっしゃるでしょうか?
国境地帯で「あえて」地雷が残ったままになっている場所があるという
プレアヴィヒア州。
1962年の国際司法裁判によってこの場所がカンボジア領土と認められてからも
国境線画定問題をめぐってカンボジアとタイの関係はくすぶり続け、
2008年に世界遺産登録されてから更に状況が悪化しました。
2011年には銃撃戦が勃発し、数千人の難民と十数人の死者が出たそうです。
それらの情勢悪化を受けて日本の外務省も「渡航の是非を検討してください」との
情報を出していましたが、その後数年間平穏な状態が続いたため
昨年末に危険度を「十分注意してください」に引き下げました。
過去記事からそのまま引用。
アーミーおじさんが乗ってきたのはそういうワケだったんです。
あーこのどっしりした感じ。たまりませんわーーー!!
ヤショーヴァルマン二世によって九世紀末に創建されたこの寺院は、
カンボジアの現地通貨の2000リエル札にも描かれています。
今回はちょっと曇ってて残念なんですが、
この先にある”絶景ポイント”が、この寺院の一番の魅力です。
それがコチラ!
「ずーーーっと居たい!」
と思える場所です・・・。
せっかくこんな遠いところまで来たのに、
すぐ帰ってしまうのが本当に惜しい!
大人数のツアーに遭遇することはほぼありません。
個人で訪れる旅行客がちらほら居るのと、
てっぺんのお寺にお参りにくるカンボジアの人たちだけ。
時間がゆったりゆったり流れる、本当に素敵な場所です。
車に乗ってきた兵隊さんに聞いた話では、
今はタイ人の方が観光しようと思うと
シェムリアップ空港かポイペトのイミグレを通過して
カンボジア側からしか入れないそうで。
タイやカンボジアの歴史に詳しくないので
どちらのモノかっていう話は置いといて、
寺院や人が傷つく事なくこの平和な時間が
保たれてくれることを願うばかりです。
コーケー
名残惜しくもプレアヴィヒアを後にし、
チケット売り場で再度レクサスに乗り換えて向かうのは
コーケー遺跡群の一番大きな遺跡「プラサットトム」。
コーケーと言うとだいたいこの場所を指しますが
周辺には見つかっているだけでも30以上の遺跡があります。
5つの塔の寺院プラサットプラム、象の寺院プラサットドムライ、
黒の貴婦人ニエンクマウ、など
周辺遺跡の観光も併せてドウゾ!
コーケーとベンメリアのチケット売り場には
綺麗なお手洗いがありますよ~。
コーケーのチケット売り場にあったベンチで小休憩し、
まわりに生えていた生トウガラシ(爆辛)を皆で舐めて
悶絶したのち、いざ遺跡へ!
プラサットトムは、「7段ピラミッド」とも呼ばれ
コーケー遺跡群の中では一番大きい遺跡です。
900年代にアンコールワットから王都が移されたあと
十数年ほどで王が亡くなったため、
再度アンコールワットに王朝が戻され、
ここはそのまま放置されることになったんだそうです・・・。
ちょっと雨季にさしかかって雨が降り始めたときだったので
石を覆うコケが鮮やかで綺麗でした。
痛みが激しい遺跡ですが、
そのまま真っ直ぐ奥にすすむと・・・
こちらがプラサットトムです。
「トム」は「大きい」という意味です。
プラサットトム、トムやな~。
横に取り付けられた木の階段で、一番上までのぼれます!
怖くて人生1回しか行ってないんですが、今回は2度目のチャレンジ。
プレアヴィヒアとは全然違う絶景!
熱帯雨林が360度広がる、最高の景色です。
この、日本には無い「まったいら」な感じがたまらなく好きです。
ああ~、カンボジアやああああっ!!って感じがします。
晴れてる日だと、美しい青と緑のコントラストが見られます。
ちょっと残念。
ベンメリア
続きましてベンメリア!
コーケーからは40分ぐらいのところにあります。
崩壊が激しく、ほとんど原型を留めていませんが、
その規模はアンコールワットを凌ぐとも言われています。
アンコールワットから40キロ離れたこの遺跡、
11世紀ごろの創建と言われています。
「廃墟フェチ」にはたまらん!!と力説されたことがありますが、
確かに廃墟っぽいですねー。
今日紹介した遺跡の中ではここが一番シェムリアップから近いので、
ベンメリアだけであれば、トゥクトゥクで訪れるのがおすすめです。
トゥクトゥクで片道2時間。
コンポンクリアンやロリュオス遺跡のバコン、
バンテアイスレイなどと組み合わせることもできます。
寄り道
移動時間は全力で爆睡!ですが、
実は今回最初から最後まで一緒にまわった友人は
私がカンボジアで働いていたこと遊びに来てくれたことがあり、
その時に食べたオモチをもう一度食べたいとのことだったので
今回も立ち寄ってみました。
ベンメリアからシェムリアップへの6号線沿いへの道には
このような筒状のものを炭火にくべているお店が
これでもかと並んでいます。
大小さまざまで値段も違いますが、
この大きさで2000リエル(50円ぐらい)だったかな。
ココナッツミルクで蒸した糯米です。おいしいよ!
毎回名前聞くけど毎回忘れるんよなー・・。
ノムオンソームはお正月のチマキやしなーーー・・。
って調べたら出てきました、「クロラン」です!
竹の香りとココナッツの香りがたまりません。
お店の隣に座っていたおばあさんがニコニコと
こちらに微笑みかけてくださるので少しお話したのですが、
御年82歳と仰っていました。
私が今までお年を伺った方の中では最高齢だったので、びっくり!
経済成長率世界8位、平均年齢は24歳と言われる
たいへん代謝の早いカンボジアで、
ポルポト政権下での悲惨な内戦が始まる前に生まれ、
そして今もお元気でいらっしゃるなんて・・・!
どこから来たのか、どこに行ってきたのか、
など色々聞いてくださって、
最後は手を握って「ソムナンラオー」と
何度も何度も言ってくださいました。
(別れ際に使う、相手の幸せを願うような意味のことばです)
夕食
夕食は、私が大好きなフレンチレストランへ!
海老のビスク。
ビーフカルパッチョ。
ラザニア。
シーバスのリゾット。
どれも大変美味でした\(^o^)/!
カラフェでハウスワイン頼んで料理シェアして、一人20ドル以下!
ほんとカンボジア太るわ(困惑)
夜のお散歩
シェムリアップに来たらオールドマーケット周辺の観光もお忘れなく。
ナイトマーケットでお土産買ったり
パブストリートでお酒飲んだり、
夜もゆったりのんびり過ごすことができます。
ただしハロウィンやインターナショナルニューイヤーは芋洗い地獄、
逆にクメールニューイヤーはみんな帰省してお店が閉まってることが多く
閑散としていますので、ご注意ください。
Gelato Labという大好きなジェラートやさんへ。
パブストリートの病院側からリトルイタリーの斜め前に移転していたので
辿りつくのにあちこちフラフラしました...(笑
気になるジェラートは事前にテイスティングさせてくれます!
私のおすすめは、ストラチアテッラ!これは毎回絶対食べてます。
パッションフルーツも美味しいですよ~。
トリプル頼んだ友人は、そのあとダブルを頼んで追いジェラートしていました。
スタッフの子にも「食べ過ぎでしょ・・・」と笑われる始末。
そして帰り道、友人の希望でローカル屋台に立ち寄り
ボンティアコーンを食べる。
簡単にいうと、アヒルの赤ちゃんですね!
クメインクメイン(若い)なの食べたいって言ったのに
血管見えとるわ羽がモサモサするわ・・・、
私、ここまで孵化しかかったやつは苦手なんですー。
卵のうえの部分をスプーンで叩いて割り、
こぼれないように美味しいスープを飲んで
ニンニクの唐辛子漬けと塩コショウ、ライムなどを入れて
しゃこしゃこして食べるのが一般的です。
味は、とても上品な鶏ガラスープ。
まだ黄身だな~
これは白身かな? 白身じゃないな~もう肉だな~
あ、ここは多分顔だな~~
と、普段の食事では考えないようなことを思いながら
複雑な気持ちで食べます。美味しいです。
ホテル
そして今日のお宿はビクトリア。
ローシーズンだったので1人7000円ぐらいでした。
5つ星に7000円で泊まれるなんて最高!!っす。
スタッフもお部屋も朝食も、街中や遺跡へのアクセスも最高。
オススメのホテルです。
さー、今日も遺跡観光に食事に、
楽しみ倒した一日でした(笑
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